パナソニックが発表した去年4月から今年3月までの1年間の決算によりますと、売り上げが前の年度と比べて10.6%減少して6兆6987億円、最終利益は26.9%減って1650億円でした。航空機向けの製品の需要が大きく減少したことが要因です。
売り上げは25年ぶりに7兆円を下回りましたが、住宅事業や半導体事業などを非連結化したためで、その影響などを除いた調整後営業利益は増益になりました。
また、今年4月から来年3月までの1年間の業績の見通しは経済状況が徐々に回復してきているとして最終利益は27.2%増えて2100億円まで回復するとしています。